山崎広太郎のブログ


by y-hirotaro

「紙一重の民主主義」を読んでください

 今日の英語の会で、あなたの「紙一重の民主主義」が新宿 紀伊国屋書店に置いてありますよ、という嬉しいニュースをいただいた。売れないであろうものを置いていただいていることに感謝したい。誰か共感していただける方はいないものか、そのためにはもっと多くの人に読んでいただく努力をすべきであるが、非力であり才が足りない。しかし、少人数でも共感をいただき一緒に勉強してくれる人がいれば、勉強会を通じて力強く動き始めることは間違いない。わたしは、日本国内において、若い時代から政治の第一線で働いてきた人間であり、民主主義の渦中に身をおき、誰よりも力強い民主主義を追い求めてきた人間だからである。
 日本の民主主義制度に何が欠けているか。何故民主主義は力を持ち得ないのか。一言でいえば、敗戦によって期せずして主権者となった国民を、ないがしろにしてきたからである。誇りも自覚も与えることはなかった。愚民政策である。誰がそうしたか、戦前戦後を通じた統治者である。勿論その背後には官僚機構がある。そしてそのことは、今、誰の利益にもなっていない。実質的な統治者となった国民の無自覚さに、統治機構はもとより与党も野党も振り回されている。国民に主権者であることの自覚を求め、真の国民世論の形成をはからなければ、日本の将来はないだろう。
 あの明治維新から、結局敗戦で終わった立憲君主制?の時代と同じ年月を、戦後の民主主義の時代は歩もうとしている。両者を比較して、余りにも戦後の時代が軽いとは言えないだろうか。その原因は主権者である国民をないがしろにしてきたからにほかならない。日本の中学社会科の教科書は、今でも、主権者とは国民一人一人であるとは言ってない。あなたはこの国の主権者ですか、という最も基本中の基本である質問に誰も自信をもって答えられない、というのがわが国の民主主義なのである。
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by y-hirotaro | 2013-07-17 00:39