山崎広太郎のブログ


by y-hirotaro

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金武ワイン

 市長就任当時、大型の公共事業の見直しを行った。既に走り始めた事業に、ストップをかけることは大変むつかしいことであったが、幾つかの事業をやめたり、縮小したりした。ただやめたでは関係者の納得は得られないわけで、その代替措置に苦心したものである。その中の一つに自然動物園構想の取りやめがあった。そもそもは建設予定地の西区金武地区の住民も、必ずしも歓迎の施設ではなかったものであるが、それに代わる、地域振興につながる施策を考えなければならない。私の頭には、ニュージーランドのオークランド市近郊で、比較的近年に興ったオリーブの栽培とオリーブ油づくり、ぶどうの栽培とワインづくりで、週末には多くの家族づれが訪れ、オリーブ油を買ったり、ワイナリー毎に設けられた小さなレストランでワインと料理を楽しんでいる光景があった。これこそ都市近郊農業の在り方であると思っていた。
 これを金武でやりたいと思い、ワイン用の苗を幾本か植えて試験栽培を開始した。何よりのことは、金武地区は巨峰の生産地でぶどう栽培農家も多い。ぶどうよりもワインは付加価値が高いし貯蔵できる。いつの日か金武がワインの生産地になり、いくつかのワイナリーが生まれ、市民がワインと料理を楽しむようになれば素晴らしい。
 昨日、私は留守であったが、金武の方が赤・白のワインを持ってきていただいた。金武で生まれた試作ワインである。美味しいワインであった。
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by y-hirotaro | 2009-02-18 13:38

神楽坂の将棋指し

先週はマングローブの件で財務省の5階にある国税局を訪ねた。大口の資金提供の取り扱いについてである。寄付とみなされれば課税される。資金を出した上に税金を払うとなれば、そうした企業の参加は望めなくなる。地球環境を良くするための大規模な植林が可能かどうかの瀬戸際の問題である。
 私は税のことは苦手だが常識で臨むことにした。国税局も別室を取って相談に応じてくれた。1時間を越す協議となった。どんなに良い趣旨であっても、他の企業や団体に金を出すというのであれば、寄付になります。自らの事業あるいは協同事業という形がとれれば、一般論ですが企業活動とみなすことができるでしょう、という結論を引き出すことができた。私たちも、区画を決めて、00の森という形で企業に参加を呼びかけていたので、それぞれの企業の事業と位置づけすることは充分可能であった。これで企業の参加も可能になったと胸をなでおろした。  
 面白い人と知り合いになった。将棋の大内延介(のぶゆき)九段である。わたしの友人の紹介であるが一遍で好きになった。私と同年で、全く飾らない。生粋の江戸っ子で、住まいは神楽坂。曲がったことが大嫌いで、歯に衣を着せないもの言い。十中八九手に入れていた名人位をポカで取り逃がした挫折感も持っている。インテリジェンスもあり、将棋のルーツを求めてアジア中を取材した「将棋の来た道」という名著もある。人生の何たるかを考える上で学ぶことの多い人である。次は九州で歓談することになった。
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by y-hirotaro | 2009-02-08 13:53